池田流介護に、小道具『つかまり棒』登場

2021年10月11日

池田流介護「人の本来の動きに沿って無理のない介護をするために」(キネステティクスの日本人への応用)に、このたび新たな小道具『つかまり棒』を考案し、命名いたしました。

直径30~35㎜、長さ50~80㎝程の筒型の木の棒です。

【使い方】

  1. 介護者は、要介護者が手を出してつかまりたい場所に『つかまり棒』を差し出します。
  2. 要介護者は、『つかまり棒』を握ります。
  3. 介護者は、『つかまり棒』を空中でしっかりと固定します。
  4. 要介護者は、『つかまり棒』を引き寄せる力によって自分の体重を支え、立ち上がったり、歩いたり、座ったりします。

【『つかまり棒』の利点】

  1. 要介護者が手を出したい・つかまりたい場所に合わせてつかまる場所を作ることができます。
  2. 要介護者は、思い切り『つかまり棒』を握ることができます。
  3. 直接の身体接触はありません。
  4. 介護者は、踏ん張りが効きます。
  5. お互いに引きつける力が均衡することにより、無理なく身体の移動ができます。

【写真の解説 座位から立位、そして歩行】

写真①

座っている要介護者が手を出しました。
介護者は『つかまり棒』を差し出し、要介護者が握りました。

写真2

介護者は『つかまり棒』を引きながら、要介護者が前傾から立位になる方向を導いて、要介護者が立ち上がるのを促しています。要介護者は、自分の体重をしっかり両足と骨盤の上にのせることができました。
介護者は、『つかまり棒』を通してバランスを保つお手伝いをしています。

写真③

介護者は、『つかまり棒』を最小限かつリズミカルに動かすことによって、要介護者が自分の体重を左右交互に移動させることを促しています。
同時に、介護者はほんの少しずつ後ろに下がります。
要介護者は、『つかまり棒』から伝わる揺れと進みに導かれて、自分の体重を前に移動させ、すなわち歩いています。

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